小学校5年生が高齢者を擬似体験!
11月13日、14日、16日小樽市ボランティア・市民活動センターでは、市内の小学校5年生の総合的な学習の時間の一環として行われた高齢者擬似体験学習に協力してきました。
高齢者擬似体験とは、利き手利き足にサポーターと重りをつけ、皮膚感覚を鈍くする手袋、視野を狭くする専用ゴーグル、聞こえずらい状況にする耳栓を装着します。また、ベストを着用し、そこに2?の重りを入れ、片麻痺に近い高齢者を擬似体験できます。加齢による身体の衰えや不自由さ、気持ちなどを体験し、地域の高齢者に対する接し方や暮らし方を一緒に考えます。
今回参加した生徒さん達から、
○バスや電車の優先席を今まで何気なく譲っていたが、
今回の体験で高齢者がつらい思いをしていることがわかった。
○以前、介護体験をした際、高齢者の気持ちがわからず、
何をして良いか迷ったが、今回の体験で高齢者の不自由さを
実感したので、この経験を活かし今後また介護ができたらと思う。
○親が高齢者になった時には親を助けていきたい。
○今回の体験で言葉を掛けることも大変であるとわかった。
話をするときには普段より大きな声で話してもらうととても嬉しく感じた。
○自分が擬似体験をしたとき、とても動きずらかったので、
地域の高齢者に対して、サポートしていきたい。
○サポートの人がいると安心感が持てることがわかった。
などとの感想がありました。
真剣に取り組んでくださっていて、協力した本センターとしても、とても嬉しく感じました。
小樽市ボランティア・市民活動センターでは、小樽市内の学校、企業、地域での研修会(ボランティア活動について、車椅子体験、視覚障がいや高齢者擬似体験、DIG研修会、クロスロード研修会、レスキューキッチンを使用した炊き出し訓練など)への協力、また、各体験セットの貸出しを行っております。ご興味をお持ちの方は、下記までご相談ください。
(お問い合わせ) 小樽市ボランティア・市民活動センター
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FAX:0134-32-5641
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