2009年03月31日
ボランティア・市民活動センター情報
◎蘭島町会が冬期の防災炊き出し訓練を実施(2月14日(日))
蘭島地区連合町会での防災炊き出し訓練に、小樽ボランティア会議として協力してきました!!
想定は冬場に地震発生、雪道の避難誘導と避難所で炊き出しをするというもので、メニューは100人前のカレーライスでした。
参加者は総勢96名、避難所である蘭島会館での炊き出し訓練は、小雨が降っていたので会館の玄関内にレスキューキッチンを設置し、まずは、ご飯を炊きあげ大きな保温ジャーに移し、カレーを作りました。
今回の訓練は、暖冬のため積雪が少なく除雪作業がおこなえず残念だったとのことでしたが、チームワークがとても良くお互いに協力しあいスムーズに作業を進め、避難誘導では、離れたお宅の方々は車で、お宅が近い方は「ふれあいネットワーク」のボランティアの方が徒歩で誘導をおこなっていました。
想定を変えながら、このような訓練を繰り返し行うことにより、様々な災害に強い地域になっていくのではないかと思います。
皆さんの町内でも、レスキューキッチンを使用した炊き出し訓練、一度経験してみませんか?
◎第10回 小樽ボランティア会議 札幌防災センター体験研修(2月28日(土))
札幌白石区にある「札幌市民防災センター」を訪問し地震や初期消火、煙避難などの様々な災害の模擬体験をしてきました。
施設内には、実物のはしご車や消防隊員の活動服を紹介する『消防の仕事紹介ゾーン』、地震災害を題材にした立体映像を見ることのできるシアターがある『災害と体験コーナーの紹介ゾーン』、阪神・淡路大震災クラスの地震の揺れを体験したり、煙が充満し建物から避難する体験などができる『体験ゾーン』などがありました。
参加者の方々が一番印象に残った体験は、2〜4名1チームとなり煙の中から避難するという体験で、煙が充満する中、周りが見えないだけでなく足下まで見えず、とても恐かったとのことでした。煙体験の感想として「とても恐かったがチームの人の声が聞こえたとき、とても安心しました」と、いう声もいただきました。地震体験や消火器の体験など2時間ほどでしたが、どれもためになる体験だったので、時間がたりなくなるくらい、充実した時間を過ごせました。
受付カウンターでは「防災博士挑戦カード」を発行しており、体験結果を記録することができます。体験結果が優秀であれば「防災博士認定証」を発行してもらうことができます。
「防災博士認定証」獲得を目指して、子どもから大人まで幅広く楽しみながら体験し勉強できるので、家族でお出かけするのも良いと思います。
他に地域別の交流や、これまでに地域で取り組まれた防災訓練・研修会の報告などがありました。