2008年07月20日
☆小・中学校『総合的な学習の時間』への協力☆
市内の小・中学校からの依頼により体験学習の協力をしています。
生徒の皆さんは初めての体験に最初は緊張ぎみですが、一生懸命に学習し相手を思いやる気持ちや、命の大切さなど様々なことを感じとってくれているようです。
そこで、体験後に寄せられた感想文の一部を紹介します。
◎肢体障がい(車椅子)擬似体験をして《小学生の感想》
車椅子に乗ったときは、とっても不安と恐さでいっぱいでした。
私はとっても背がちっちゃく感じました。押してもらったらとても恐かったです。
ずっと座っていたら、いつのまにか足がわるい人の気持ちになっていました。
私が押すときはスピードがあまり出ないように気を付けました。
スピードを出し過ぎると危ないし乗っている人が不安になると思ったからです。
◎視覚障がい擬似体験をして《小学生の感想》
私は、大事なことを学びました。
まず、目が不自由だったらとっても不安なことがわかりました。
何かがあると思ったら気持ちが、とてもおろおろしてしまいました。
次に心細いこともわかりました。遅れていないかなど心細いのです。
そして、たよりになるのは連れて行ってくれる人でした。
このように、目の不自由な人の体験をして不安になったり心細くなることが、よく私は分かったのです。
一歩足を踏み出すのに勇気がこんなに必要なら、ちっぽけなことに戸惑っている自分は、どんなに弱虫かが伝わってきました。私は少し自信がつきました。