2007年08月22日
〜災害Q&A60〜
○第3章
14.家庭での備え
Q60.どんな住宅が危険ですか?
A.倒壊したのは古い木造住宅が多かったのですが、新耐震基準で建てられた木造住宅は被害が少なくて済みました。
地震に弱いのは、1981年に改正された耐震基準以前に建てられた家、壁が少なくバランスが悪い家、1階がガレージで柱が少ない家、増築部の接合が不十分な家、シロアリの食害されている家などです。
屋根が重すぎる、屋根と骨組みのバランスが悪い家も多数倒壊しました。新潟県中越地震では、もともと雪対策で屋根を軽くし柱も太くしていたため、倒壊が少なかったようです。
〜体験〜
『寝る前にカーテンを閉めていたので、窓ガラスが粉々に割れてもけがをせずに済みました。』
『地震保険に入っていたので、費用のめどがつき、早期に自宅が再建できました。遅れたら再建ラッシュで何年も待たなければならなかったでしょう。』