2007年08月09日
〜災害Q&A58〜
○第3章
14.家庭での備え
Q58.日ごろから家庭ではどのような備えをすればいいですか?
A.地震が起こったときが真っ暗闇なら、物がどこにあるか分からないときがあります。懐中電灯を各部屋に置いておきましょう。備蓄している食料の賞味期限を定期的にチェックしましょう。それが記憶の風化を防ぐことにつながります。
家庭で防災について話し合うことは大切です。もし災害が起こったときのそれぞれの役割分担や家族が別々の場所で被災したときの連絡先、集まる場所、連絡を取り合う方法(たとえばNTT災害伝言ダイヤル(171)など)を決めておきます。災害時はトイレの排水、洗濯などに重宝しますので、浴槽には水を残しておくようにします。持病のある人は、かかりつけの医者とも対応策を相談しておきましょう。
避難場所とそこえの経路は、複数のルートを確認しておきましょう。福岡県西方沖地震でも被害があったように道路に壁があると倒壊の危険があります。指定の避難所だけでなく、家のすぐ近くの一時的な避難所も知っておくべきです。道路事情などにより指定の避難所にたどり着けない場合があるため、複数の避難所を把握しましょう。
また、地震保険に加入しておくと、住宅に被害が出た場合、再建がしやすくなるでしょう。
〜体験〜
『地震は来ないと思いこんでいましたので、地震に対する心構えが皆無でした。水に関して言えば、我が家ではお風呂の残り湯があっただけで飲み水の確保もしていませんでした。ご近所でも関東出身の方はすぐに水をため始めたと聞き、防災の知識がゼロであったことを思い知りました。』
◎新潟県柏崎市のホームページ
http://www.syakyou.jp/index.html
災害ボランティアに関するよくある質問をまとめたQ&Aのページもあります。
◎義援金募集の情報は共同募金のページをご覧ください。
http://www.otaru-shakyo.jp/community_chest/