2006年10月24日
〜災害Q&A 38〜
○第1章 震災の経験
9.生活再建
Q38.生活再建を目指す上で、どのような問題がありましたか。
A.家屋の再建は原則として自助努力となりました。また、わずかばかりの援助があってもそれだけでは再建が困難なため、空き家や駐車場になったり、売却されてマンションになったりしているところもあります。家屋を再建できた人の中でも、震災後の建設ラッシュに乗じた欠陥住宅でトラブルになった人もいました。
《体験》
「住むところが定まらないと、再就職すらできません。一日も早く家を再建したい。そればかり考えていました。ようやく建て替えまでこぎつけることができ、がんばろうという気持ちがわいてきました。」
「やっと購入した家が全壊。ローンだけが残りました。無理してもう一度ローンを組み、家を建て直しましたが、二重ローンは苦しく、返済できるか心配です。」