小樽市ボランティア・市民活動センター

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〜災害 Q&A 24〜

○第1章 震災の経験
  7. 避難所生活
Q24.避難所では、トイレの問題に対してどのように対処しましたか?

A.水が止まり仮設トイレがなかったため、水の流れないトイレを使用しましたが、すぐに使用できなくなり、清掃してまた使用するという悪循環でした。男性や子供は外で用を足せますが、女性や障がいのある方は外でなかなかできません。トイレに行かないようにするために水分の摂取を我慢し、体調を悪化させる人もいました。

 そこで、グラウンドや植木の根本に穴を掘って、囲いをしてトイレを作ることもありました。男性はなるべく外で済ませ、屋内のトイレは女性を優先しました。仮設トイレが届いてからも、使用後の紙はビニール袋へ、水はバケツ3分の1の量で流すなどトイレの使用ルールが決められていきました。

《体験》
 「余震の恐怖から学校では教室に入らず、すぐ逃げ出せるように廊下の両側に並んで座っていた。」

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