2005年10月23日
ボランティアセンター・市民活動センター情報2005年度No.01
過ごしやすい季節になりました。積極的に地域活動へ参加しましょう。
<これからの主な予定(日程は変更になり場合があります)>
◎11月26日(土)9:30〜12:30 指定地域 福祉教育懇談会 提言者 北海道社会福祉協議会福祉教育専門委員会副委員長 酪農学園大学教職センター教授 長谷川豊氏 場所 総合福祉センター4階 研修室ほか
◎2006年1月28日(土) 高齢者擬似体験研修会 講師 社会福祉法人栄和会 特別養護老人ホーム厚別栄和荘 施設長 瀬戸雅嗣氏 場所 総合福祉センター4階 研修室ほか 申込受付 1月10日(火)〜20日(金)
◎2月25日(土) 第7回 小樽ボランティア会議
◎3月11日(土) ボランティアアドバイザー研修会
◎2005年10月25日(火)開場18:00 終了20:00 小樽ボランティア活動推進協議会 発足25周年記念講演会「誰もが主役 一人から始まる『心のユニバーサルデザイン』」 講師 NPO法人 コミュニケーションスクエア21理事長 叶内路子氏 場所 小樽市民センター マリンホール 主催 小樽ボランティア活動推進協議会
◎11月12日(土)〜13日(日) 小樽ほほえみフェスタ2005 啓発事業10周年記念事業 場所 ウイングベイ小樽 主催 小樽市「障がい者週間」・ほほえみフェスタ実行委員会
<第24回ボランティアスクール>
2005年5月28日(土)・29日(日)・31日(火)に、ボランティア活動の入門講座を12名の参加で開講しました。
毎回「ふりかえり」「わかちあい」をする中で受講者自身がいろいろなことに気づき、ボランティア活動について理解を深めることが出来ました。
受講者アンケートでは「年齢に関係なくボランティア活動はできる」「自由にいつでも何かの手助けができるための基本ができたと思う」「生活では味わうことのできない機会にめぐり逢えて本当に勉強になりました」「人間関係の悩みを抱えていたので、いいキッカケになりました。どんな人でも基本は「愛」であると思いました」などの感想が寄せられ、受講生のほとんどがボランティア活動を始められています。
<第24回ボランティアスクール2>
私の旗じるし
<2005年度ボランティア中級研修講座>
7月16日(土)、17日(日)、18日(月・海の日)に、体験学習ファシリテーター 星野欣生先生(人間関係論・人間関係トレーニング 桑名市)と織田智惠氏を迎え開催しました。9月3日(土)のフォローアップ研修会も終了し、受講者の「実習は厳しかったが、楽しく大変勉強になり、違う自分を感じる」「人の見方、接し方が変わっていくだろうと思う」「違う視点から考えたり、見られると思う」「合意形成のプロセスを大切にすることの意義が理解できたので、会で役立てたい」「もう少し早く受講チャンスがあったらと感じている。グループの勉強会に役立てたい」との感想に、それぞれが地域の中で、ボランティア・市民活動の大きな柱になって下さることと期待しています。
<「障がい者週間」・ほほえみフェスタ2005 啓発事業 第13回ボランティア・市民活動パネル展>
障がいについて理解と認識を深めていただくための「ほほえみフェスタ2005」啓発事業の一環として8月26日(金)・27日(土)の両日、都通商店街を会場にパネル展を開催しました。
会場では障がい者施設で作られた製品の展示即売や,作品展示なども行われているため、毎年多くの市民の皆さまにご覧いただいています。
パネル写真をご覧になり、ボランティア・市民活動に興味を持たれて活動を始められる方もいらっしゃいます。皆さんも参加しませんか!
<ボランティア講演会と高校生意見交換会 主催:小樽ロータリークラブ>
第1部「ボランティア講演会inおたる」参加94名 第2部「高校生意見交換会」参加45名
5月14日(土)、市内5校の高校生を中心にボランティア・市民活動実践者が参加して開催。
北星余市高校の取り組みを安河内敏先生にお話しいただいた後、各高校の活動とボランティア活動について意見交換しました。
<小樽市教員研修「総合的な学習の時間(福祉)」 主催:小樽市教育委員会>
今年で4年目になる教員研修会ですが、参加された先生方の熱心に取り組む姿は私たちにとりましても学びであり、毎年一緒に勉強しています。(6名参加)
「お互いに思っていることを話し合えることの大切さを学びました」「自分から積極的なかかわりを持っていくことが共感しあえること」「意志を伝えあうことの難しさを感じた」「『障がい』というものに対する認識をあらたにした」などの感想をいただきました。
<高齢者擬似体験と高齢者の気持ち 手宮西小学校>
手宮西小学校の4・5年生44名が、6月の2日間高齢者の気持ちを知りたいと、いろいろな擬似体験をしました。
「トイレに座ったとき、足を曲げられたらいいと思った」「簡単にできると思っていた豆つまみが、なかなかつかめなくてイライラした」「ビデオで顔を拭いてもらっているおじいちゃんが嬉しそうだった」「拭くときはたいへんだったけど、拭かれるときは気持ちよかった」「拭いてあげている友達から気持ちいいと言われると嬉しかった」…相手の気持ちを大切にして笑顔で自然に接したいですね。
<視覚障がい者擬似体験 西陵中学校>
西陵中学3年生69名が、6月16・17日に視覚障がい者の擬似体験をしました。感想文の抜粋を紹介します。
「まず1番は怖かったです。少しの段差でもつまづいてしまうし、いつも見えている事が『普通』だと思っていたけれど、その『普通』から一歩はずれるととても怖いし、一度色のある世界を知ってしまったので、それがなくなる事は大変な事だと思いました。他にも点字ブロックなど普段は気にせず踏んでいたけど、人によってはその点字ブロックの重みが違うという事を思い知らされました。一人ひとりが違うことを一人ひとりが理解し合う事が大切だと、そういう事があたりまえになるような世の中になるといいとこの体験で強く思いました。」
<肢体障がい者擬似体験 西陵中学校>
9月15・16日に西陵中学校2年生76名が、肢体障がい者の擬似体験として車イスで街に出ました。ふりかえりの中では、「歩いているときは何も感じないが、車イスだと道路の凸凹をすごく感じた」「坂道を後ろ向きに下りるとき、人や物にぶつかってしまい、大変だった」「少しスピードが出ただけでも怖かったので、お互いに信頼して、協力しないとだめだと思った」「車イスの操作が上手くてもコミュニケーションがとれていないと信頼しあえないと思った」という話が出ていました。