2005年07月09日
ボランティアセンター・市民活動センター情報2004年度No.1
2004年度に実施した事業と2005年度の事業予定の中からおもなものをお知らせいたします。
<ボランティアルーム開設>
2004年8月3日、小樽市総合福祉センター3階に待望のボランティアルームを開設しました。ミーティングスペースとコイン式の印刷機、コピー機がある作業スペースを是非ご活用ください。
詳しくは小樽市ボランティア・市民活動センター(TEL 33-5299、Eメール k.kobayashi@otaru-shakyo.jp)までお問い合わせください。
<第23回ボランティアスクール開講>
2004年5月22日(土)・5月23日(日)・5月27日(木)に、ボランティア活動の入門講座を開講しました。今年度初めて勤労者にも参加しやすいように土曜、日曜日中心の開講で13名が受講されました。
心に苦しみをかかえる人が増える中で、「心の健康と障がいを援助すること」について保健所の北主任精神保健福祉相談員にお話しを伺い、実技、実習を通してコミュニケーションや思いやりの心の大切さ、責任のあるかかわり方を学びました。
毎回「ふりかえり」「わかちあい」をする中で受講者自身がいろいろなことに気づき、ボランティア活動について理解を深めることができました。
第24回ボランティアスクールは2005年5月28日(土)、29日(日)、31日(火)に開講予定。
<2004年度ボランティア中級研修講座開講>
2004年度は7月17日(土)、18日(日)、19日(月・海の日)、猛暑の中の開講となりました。講師は昨年に引き続き人間関係論、人間関係トレーニングの第一人者 星野欣生先生(桑名市)と体験学習ファシリテーター 織田智惠氏をお迎えすることができました。
9月4日(土)に開催したフォローアップ研修会では、再度コミュニケーションについて実習し、それぞれ自分の変化を確認しました。
受講者からは、「自分を見つめ直すことは恥ずかしいけれど大事なこと」「自分を知る、考える大きなきっかけとなった」「人の立場に立って考え行動するには、人(相手)を知る努力も必要」などの感想が寄せられています。
2005年度も、市民活動実践者の資質の向上と活動の一層の振興を目的として7月16日(土)、17日(日)、18日(月・海の日)、9月3日(土)に開講予定です。
<指定地域 福祉教育懇談会を開講>
「学童・生徒のボランティア活動普及事業(道社協)」協力校(西陵中、菁園中、桜町中、望洋台小)を中心としたPTA、教職員、町会、老人クラブ、民生児童委員、施設職員、ボランティア活動実践者、市福祉部、市教育委員会、福祉教育に関心のある方83名が一堂に会して2004年11月13日(土)、「福祉教育懇談会」を開催しました。
「4校それぞれ違う取り組みで、みんなすごく輝いていた」との道社協 福祉教育専門委員会委員長 小山忠弘講師の感想や参加者からの励ましは、子供達にとって大きな自信となり、その後の積極的な活動につながっているようです。
「開催報告書」をご覧になりたい方は、ボランティア・市民活動センターへ。
<視覚障がい者の誘導について−雪道で講習会開催>
2003年夏に引き続き2005年1月22日(土)、北海道視覚障害者リハビリテーション協会代表 新井宏氏と新井久子氏をお迎えし、大雪の中、雪道での技術向上を目指して実習中心に開催しました。
「特別なことは何もしない」をキーワードに「自立とは何か」「決めるのは相手」「見えたものをどう伝えるか」などを考え、学びました。参加者26名。
<小樽ボランティア会議 第1回地域別ネットワーク実践事業 「転ばぬ先の杖」〜様々な災害に備えての心構え〜>
2004年11月6日(土)、市総務課防災担当や消防署のご協力を得て、日常身の回りにある傘や風呂敷などを使い応急手当の講習と第18号台風のさなか東小樽地域はどのような状態であったのかをふりかえり、災害に備える心構えを学びました。和光学園を会場に東小樽地域のみなさん99名が参加されました。
この会は小樽市総連合町会、小樽市老人クラブ連合会、(社)小樽青年会議所、小樽市民会議、小樽まちづくり市民懇話会、小樽ボランティア活動推進協議会が市民活動やボランティア活動をしている団体に呼びかけ情報交換をしている「小樽ボランティア会議」が、小樽の防災力を高めようと「地域別ネットワークづくり」を働きかけるため、初めて開催しました。
日頃から地域の人々が協力し、安心して楽しく暮らせる街になることを願い、山本委員長を中心に働きかけていきたいと思います。他の地域のみなさんも、一緒に始めてみませんか!ご協力をよろしくお願いいたします。
<震災10年 神戸からの発信−様々な災害に備えて−(第6回小樽ボランティア会議)>
2005年2月19日(土)神戸からキャラバン隊を迎え災害について考える、神戸市民との交流会を開催しました。(主催:「震災10年 神戸からの発信」推進委員会、小樽ボランティア会議)
第1部には、網走、苫小牧、石狩、札幌を含め264名が参加しました。
第2部は避難所生活を想定したワークショップでしたが、当初40名の予定を大幅に上まわり69名の参加ということで、会場を2部屋に分けて開催しました。
「小樽は災害のない街」といわれておりますが、神戸、中越、福岡ともに地震とは無縁といわれてきた地域で大災害が発生しています。神戸のみなさんは「地域の防災力を高めることがいかに大切か」「自分の身は自分で、自分達の地域は自分たちで守ることが必要」と話されていました。
参加された方からは、「自分の備え、地域の備えを具体的に考えていきたい」という声がでていました。
<震災10年 神戸からの発信−様々な災害に備えて−(第6回小樽ボランティア会議)>
壇上からの質問にカードで答えながら、会場と一体となって交流しました。
またロビーでは、「災害から復興までを記録したパネル写真」や「小樽を襲った第18号台風の被害写真」「神戸友の会制作の非常持ち出し品と袋」などの展示も行われ、関心を集めていました。
<震災10年 神戸からの発信−様々な災害に備えて−(第6回小樽ボランティア会議)>
第2部ワークショップ
「真冬の早朝、小樽で大きな地震が発生。被災し混乱状態の中で…」
詳しくは「資料」「開催報告書」がありますので、事務局のボランティア・市民活動センターへお問い合わせください。
また神戸の震災から復興までのCD(20分 当日上映)と、神戸市長田区野田北部地区のまちづくりの様子を10年間に渡り記録したDVD(全14巻)も貸出しますので、是非ご活用ください。
<おめでとうございます>
日頃のボランティア活動が認められ今年度下記の団体が表彰されました。
北海道善行賞 おててつないで会
第30回札幌キワニスクラブ社会公益賞 翔の会
ロータリークラブ社会奉仕貢献賞 小樽朗読友の会 小樽点訳友の会
ロータリークラブ社会奉仕奨励賞 小樽BBS会 障樽協ともしび会 小樽桜陽高校