小樽市ボランティア・市民活動センター

HOME > 小樽市ボランティア・市民活動センター > 小樽市ボランティア・市民活動センター情報

ボランティアセンター情報 2002年度No.2

「ボランティアセンター情報」をお届けします。

<〜共に生きる〜「小樽ほほえみフェスタ2002」第2ステージ開催 パネル展で多くの方にボランティア活動の様子をご覧いただきました>

313-1.jpgハンディキャップがある方々のことを、皆さんに良く知っていただこうと8月30日(金)、31日(土)の両日、都通り商店街で「〜共に生きる〜小樽ほほえみフェスタ2002」の第2弾にあたるイベントが行われました(小樽市「障害者の日」啓発事業実行委員会主催)。
ボランティアセンターでは昨年同様、ボランティア活動をされているみなさんの様子を写真で掲示。多くの方がパネルの前で足を止め、熱心にご覧になっていました。中にはメモを取っている人も。どのような活動に関心を持たれたのでしょう?仲間が増えると楽しいですね。

準備・撤収作業では、何かとお忙しい中、多くのボランティアさんにお手伝いいただいてとても助かりました。ありがとうございました。来年もご協力よろしくお願いします。

<環境問題啓発事業「わが街小樽・クリーンアップキャンペーン」〜朝里のまちづくりの会に学ぶ〜(主催・ボ推協、協力・JTB小樽支店)>

313-2.jpg環境重視のまちづくり運動を進めている団体の講演や清掃活動を通して、小樽市の環境問題を見つめなおそうと9月8日(日)、標記事業が東小樽海岸と朝里クラッセホテルで行われました(小樽ボランティア活動推進協議会主催、JTB小樽支店協力)。

3回目を数える今回は、小学生から70代の方まで約80名が参加。午前中の海岸清掃は、各々ゴミ袋火バサミを持ち、散乱している釣り糸や発泡スチロールなどを拾いました。焼肉セット、タイヤのホイールといった大物もあって、短時間のうちにゴミの山ができました。

午後からは、自分の居住地域に目を向けて活動されている「朝里のまちづくりの会」事務局長・中一夫さんに、「川と森と歴史遺産〜心をあわせていかす〜」と題する講演をしていただきました。今まで埋もれがちだった所や人にスポットを当て、地域に再び目を向けようとする試みや、きれいな水が必要といわれるホタルが飛び交う場所づくりを進めている様子を紹介してくださいました。

○参加した市内の男子高校生から寄せられた清掃活動の感想文を一部(要約)ご紹介します。
「海岸清掃は考えていたよりとても大変でした。なぜなら、海岸が思っていたよりもはるかに汚れ、拾っても拾ってもゴミは減らず、石と石の隙間には細かなゴミが入り込んで取り除くのに苦労したからです。でも、このような企画を増やせば、地域や環境にも役立ち、他の世代の人と話すことによって、今、少しずつ問題になってきている世代の壁を解消できるかもしれません(後略)」

<ボランティア中級研修講座〜自分の原点に立ち戻って再スタート〜実施>

313-3.jpg9月28日(土)・29日(日)、小樽市総合福祉センター4階で「ボランティア中級研修講座」を実施しました。
今回は、男性2名、女性4名の計6名が参加。東京から江上厚さんを講師に迎え、助手を織田智惠さんにお願いして、さまざまな体験学習を行いました。講座では「ボランティアを始めたころや自分のこと」「身近な周囲と自分との関わり」「地域の中での自分」などをふりかえっていただきました。今後のボランティア活動にどのような視点や姿勢で臨むのか一選択肢を増やされるのに少しお役に立てたのではないでしょうか。

「もう一度私の今までを見つめ直し、それをもとにもっと前進すべきか、周りを見直すのか決めたいと思います」「前進する勇気を与えてもらった」「わかりやすく参加者の気持ちをくんで話してくださったことが心に残っています」などという感想をいただきました。

今月26日(土)には、参加された方々に1ヶ月経って気づいたことを話し合い、今後のことを考えていただく予定です。ボランティアを継続されるうえで有意義な機会です。来年は、より多くの方に参加していただきたいと思います。お待ちしています!

<車イスで校舎外を移動してみよう〜総合的な学習の時間で潮見台小学校児童が体験〜>

313-4.jpg新学期を迎え、潮見台小学校の高学年を担当している先生から、車イスを使った体験学習をしたいと連絡がありました。子どもたちに車イス体験を通して、ハンディキャップのある人やお年寄りのことなどを考えてもらいたい、ついては昨年、体験をした6年生の他に、5年生も一緒に学習をしてみたいとのことなのでした。

今の6年生は、昨年初めて車イスを使った子がほとんどだったそうですが、1週間後には校内で1日車イス生活を体験されたとか。いろいろな場面で、かなり難儀をしたこと、その体験を通して感じたこと・考えたことをつづった感想文をいただきました。拝見して「大人が教えなくても、子どもは自分でさまざまなことに気づく力をちゃんと持っている」ということに改めて驚かされました。

9月に入り、5年生は基本的な操作学習を行い、昨年「1日校舎生活」に体当たりした6年生は、学校の外で車イスの移動体験に挑戦しました。グループで動くうちに、きっと、こちらの想像をはるかに超えた収穫を手にされたのではないかと思い、感想文を読ませていただける日を心待ちにしているところです。

<普通救命講習会に参加しませんか?>

「大切な人が病気で倒れた」「交通事故の現場に出くわした」−。救命措置をとらなければ、その人の生死にかかわりそうなとき、あなたはどうしますか?あまり考えたくないことですが、いざというとき、その場の救命措置の取り方しだいで一命をとりとめられることがあります。

ボランティアセンターでは、12月に普通救命講習会を開催します。この機会に、みなさんも参加されませんか?消防署の指導員の方が、応急手当や心肺そ生法などを教えてくださいます。

詳しくは下の通りです。参加申し込みの締切りは11月19日です。ボランティアセンター(電話:33-5299)までご連絡ください。

<日時>12月7日(土)12:30〜15:30
<場所>総合福祉センター4階 研修室
<定員>20名
<申込締切>11月19日(火)
<講師>小樽市消防署応急手当指導員

spacer