2007年01月06日
「松ヶ枝中学校」のみなさん、ありがとうございました!
共同募金会小樽市支会では、「お年寄りもこどもも、心身にハンディをもつ人もそうではない人も、お互いに思いやる心」を考える機会としていただくため、毎年、市内小学校・中学校に赤い羽根共同募金運動への参加を呼びかけております。
各学校でさまざまな取り組みをされていますが、今回は「松ヶ枝中学校生徒会」のみなさんの活動を紹介させていただきます。
◇はじめに…
生徒会の話し合いの場で、「赤い羽根」は必要ないのではないか、その代金を施設などに渡す配分金に加算したほうが良いのではないか などの意見が出ました。毎年、「羽根」が余っていて「もったいない」という思いがあったからです。他にもわからない点があったので、「共同募金会」に行って聞いてみようということになりました。
◇募金活動について
共同募金会では、生徒会のみなさんの訪問を受け、「赤い羽根は募金をしてくださった方の温かい気持ちへのお礼」であり、「残った羽根は次の年に利用していること」や、「羽根を作っているのは、ハンディをもった方たちの施設であり、羽根を付けてくれるのを楽しみにして作っていること」などのお話をさせていただきました。
この結果、生徒会では長時間をかけて話し合い、募金箱を持って立ち、登校してくる生徒に募金を呼びかけようということになりました。募金をしてくださった方だけに羽根を渡すことができ、残った羽根は共同募金会に返すことにより、有効に羽根を利用することができると考えたためです。
12月11日〜13日の3日間、生徒会が中心となり募金活動が実施されました。とても寒い朝が続きましたが、大きな声で募金への協力を呼びかけ、多くの生徒さんや先生たちから募金をしていただきました。
◇募金活動を終えて…
募金と残った羽根を募金会に届けてくださいました。「寒かったけど、良い経験になりました。」との感想をいただきました。松ヶ枝中学校生徒会のみなさん、ご協力いただきました生徒さんや校長先生はじめ教諭の皆様に心から感謝を申しあげます。